会長挨拶

「公益社団法人岡山県柔道整復師会」ホームページをご覧いただきありがとうございます。

岡山県柔道整復師会は、県民の皆様の健康、福祉のために、事業費の1/2以上を公益目的として費やしている、県内唯一柔道整復師の公益社団法人として認可を受けた団体です。

その内容は、おかやまマラソン、そうじゃ吉備路マラソン、吉備高原車いすふれあいロードレースの救護ケアブースをはじめ、岡山県柔道連盟および各種競技団体にボランティアで救護班を派遣し、競技者と共に歩んでまいりました。

また、西日本豪雨災害では避難者のエコノミー症候群や廃用性症候群の予防のための施術を日夜各地の避難所を訪れ行い、倉敷市、総社市から感謝状をいただきました。

そして青少年の育成事業として、毎年県下の小学生を対象とした少年柔道大会「岡山柔整杯」を開催し、東京の講道館で行われる全国大会に本年で34回の派遣を行っております。

学術団体としても毎年、学術大会・講習会の開催も行っており、柔道整復師の技術向上と知識共有を目的に開催し、一般の地域住民や各競技団体に参加を呼びかけた、一般講演も無料で開催しています。

私たちは、県民みなさまの身近にある《整骨院・接骨院》として、『骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷(肉離れ)等」のケガに対して施術のできる国家資格(厚生労働大臣免許)を有する会員で構成された団体です。

そして、その技術を認められ介護保険法においても高齢者施設で機能訓練指導員として従事しており、幅広い活躍の場を得ています。

今後は超高齢化に向けて、フレイル・サルコペニアの予防、寝たきりの原因となる疾病にも対応できる、そして地域に密着し、地域の方々に愛される身近な「かかりつけ」としての《整骨院・接骨院》を選んでいただけるよう取り組んでまいります。

ところで《整骨院・接骨院》では身体を痛めた場合、「受領委任払い」という医療機関と同じ支払方法で健康保険証を使うことができます。

これは患者さんにとって非常に利便性のある制度であり、これを堅持すべく、常に法や規定の周知徹底と自浄に取り組んでおり、県民のみなさまが安心して、安全な施術を受けていただけるよう、会員一同研修に励み、常に医療保険制度のコンプライアンスに努めています。

最後に県民の健康と福祉を守り、だれもが質の良い施術を受けられる《整骨院・接骨院》となるよう努めてまいりますので、お近くの「公益社団法人」のマークがある施術所、またはホームページ内にあります「整骨院検索」をご活用ください。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

公益社団法人岡山県柔道整復師会 

会長 塚崎 康之