本年も夏季学術研修会が倉敷福祉プラザで開催されました。
開会宣言を小倉副会長、開会のご挨拶を塚崎会長にしていただきました。
午前の部は臨床検査技師 宮部知佳先生による教養講座「専門職連携から生まれる超音波の新たな価値~柔道整復師×検査技師の視点で考える~」と題しましてご講演いただきました。
教養講座はエコーで観られる症例や画像を観た際の申し送りの方法など充実した内容に加え、質疑応答では災害時における伝達方法まで多方面に渡ってご教示いただきました。
午後からの実技実習では日整「匠の技」技術講習会が行われ、本年は肩関節脱臼の整復固定と
肩関節部のエコー実習が行われました。
肩関節脱臼は臨床でも出会うことが比較的多く、皆さん熱心に取り組んでおられました。
肩関節部のエコーも各グループごとにじっくりと取り組んでおられました。
最後に藤原澄夫先生による整復操作とアドバイスは先生の経験から教えていただくもので、
先生をぐるりと囲んで随所で質問も飛び交いながらも真剣に見入っておられました。
実技講習会が終わり各部からの報告の後に、宮岡学術部長の総評と閉会宣言を以って
盛況のうちに閉会となりました。
また今年は展示ブースでエコー機械のデモ、靴の販売、固定材料などの物品の販売を行い、
ブースも大変盛り上がっておりました。
「匠の技」技術講習会講師
肩関節脱臼整復固定部門 藤原澄夫 小倉啓史 折戸祐二 宮岡孝充
肩関節部エコー部門 河本勝成 迫田倫行 黒川純 廣田峻








