副会長 藤原 澄男
(学術部担当)
令和5年5月21日、第45回定期総会において、役員の改選があり、理事に選任されました、岡山東備支部の藤原澄男でございます。今年度も副会長の重責を担うことになり身の引き締まる思いであります。これからも努力し、ご期待に添えるよう頑張りたいと思います。
新型コロナウイルス感染症の分類が2類から5類に下げられましたが、感染拡大を防ぐために国が払った代償は、日本経済に大打撃を与えました。そして私達柔道整復師も、施術を続けていても患者は感染への不安から施術現場の厳しい状況が続きました。
そして療養費の不正請求や柔道整復師の度重なる不祥事が社会問題となっており社会保障改革は否応無しに総額削減を求めてきています。厚労省から全国の保険者に対し「公的審査会における面接確認について」という通知が出されました。この通知によって全国的に公的審査会による疑義のある整骨院の面接懇談が実施されていくことになり、全国的な疑義のある整骨院の減少に繋がり、不正がなくなる形での柔整療養費の削減がされていくことになりました。
地域住民に信頼される接骨・整骨院であることが、日本の伝統医療を受け継ぐ者としての誇りであり、使命であると思います。
公益社団法人、岡山県柔道整復師会のスムーズな運営が出来るように、山﨑会長を補佐し、諸先生方と共に歩んでいきたいと思います。今後とも一層のご指導・ご鞭撻をお願い申し上げ、就任の御挨拶とさせて頂きます。