公益社団法人岡山県柔道整復師会第44回定期総会


     
           
       
     
           
     

 想定外の悪いことが起きた時、選べる道は3つあります。ひとつは「悪いことに支配される」もう一つは「破壊される」そして「乗り越えて強くなる」です。

 山﨑先生が会長に選出された2019年の第41回定期総会以来、3年ぶりに対面での定期総会がハイブリッド形式で開催されました。

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当日はコロナ禍に設立した「協同組合」の賛助会員の皆様、当会の各部員や支部役員、そしていつもお世話になっている衆参国会議員の先生方や県議会議員の先生方。今回はありがたい事に全てご本人に挨拶をいただくことが出来ましたが、実はご案内の際「リモート参加でもビデオメッセージでも構いませんので、よろしくお願いします。」とお伝えしていました。それでもご本人の参加をいただいた事は私達の選挙に対する姿勢や、会長のきめ細やかな活動の積み重ねによるものと大きいと思いますが、何よりも「一日も早くコロナ前に戻す」「コロナが分断した人との繋がりを急回復させる」先生方のそんな強いメッセージだったように感じられます。

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 コロナ禍の2年超の間、様々な事業や行事が中止.縮小となり、人と会うことすら罪悪感を感じながらの日々が続いていました。もちろん理事会も対面では行えず、ほぼ毎回がweb開催。開始時刻になっても「あら〜、入れんのんじゃけど…」「音が聞こえんのはなんで?」と必死で助けを求めているその声がミュートになっていたり、仕事でお疲れなのか遊びなのかは不明ですが、ほぼ意識のない状態になっている先生がいたり、などなど。それでもITについていけていない年齢層が多い役員でも2年余りの間にすっかりリモート会議に慣れてきました。

そんな現在の最大の懸念の一つは「会員の先生方がweb開催に慣れてしまって対面事業に参加しなくなるのではないか」という不安です。

 今年度は柔整杯、学術研修会、保険研修会、中ブロ学会、マラソン大会ケアブースなど対面での事業が多く企画され実施される予定です。コロナ禍で手に入れたITの各ツールの便利さと、対面で得られるコミニケーションや信頼関係、そのどちらも大切にして手に入れることが、想定外の悪い事を「乗り越えて強くなる」近道であると思います。

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