令和元年9月8日(日)13時より、朝日医療大学校10階講堂において、公益社団法人岡山県柔道整復師会の主催で保険研修会が開催された。今回の研修会は社団会員だけでなく、各請求団体、個人契約者にも広く参加を呼び掛け、柔道整復療養費を堅持するために必要なコンプライアンス、および保険取り扱いに対する誤認、間違った情報の修正を研修した。また柔整療養費の公的審査会、保険者の方々にもご出席を賜り、請求側、給付側の双方に問題提起ができた。特に今回は健康保険組合連合会岡山連合会 事務局長 堀瀬様にご講演を賜り、保険者からのご意見や、提案を頂いた。さらに学生からも多くの参加を得ることで、衰退の一途をたどっている状況を、打開するためのアドバイスも含め、若い柔整師への提言も行えたと思う。研修会終了後、レセプションには申し込み以上の参加を得られ、社団会員以外から様々な質問を受け、いかに社団会員以外の方が情報を得られていないかが実感できた。本会会長の山﨑は日本柔道整復師会 保険担当理事でもあり、随時全国の柔道整復師に係る情報を知り、発信することができる。この「速くて正確」というメリットは大変重要であると、この研修会においても確信した。研修会開始後にも10名以上が参加しており、正確な実数把握ができていないが、210名以上は参加している。そのうち本会会員以外が57名、学生が36名参加されており、外部への事前のPRが十分では無かったが、本会の活動や趣旨の広報には大きく役立ったと思う。
次年度は9月13日(日)13時から倉敷健康プラザを予定しており、更に充実した研修となるよう保険部で検討していきたい。
最後に朝日医療大学校の理事長、校長の先生方にはご無理を申し上げ施設をお貸しいただいた。また教員方々には準備から片付けまで、全てにご協力いただき感謝の申しようがない。参加いただいた皆様のご協力で何とか終了できましたことを感謝申し上げます。
公益社団法人岡山県柔道整復師会 保険部長 塚﨑康之